🔥第10話 完璧にわからなくても合格できる!? ~試験対策は割り切りが9割~
【冒頭:事務所、夜の残業タイム】
(頭を抱えて唸っているちとせまるくん)
(防災おじさん、コーヒー片手に登場)
ちとせまるくん:
うーん……(資料をにらみつけながら)
防災おじさん:
やあ、今日も元気に悩んでるね。

ちとせまるくん:
はい…。この問題、何度やっても分からないんです。何度もテキストも見直したけど、やっぱり理解できなくて…。

基礎科目の「電気」と「機械」何周しても頭に入ってこない単元があるんだよなあ。
防災おじさん:
ふむふむ、なるほど。ところで君、将来「消防設備の博士」にでもなるつもりかい?
ちとせまるくん:
えっ、いえ…僕はとりあえず、試験に合格したいだけで…。
防災おじさん:
だろ?だったら、学者じゃなくて「合格者」になればいい。
今日はその“割り切り方”を教えよう。
📘 パート①:試験は“全部分かる”必要はない
防災おじさん:
まず、消防設備士試験の合格ライン、覚えてるかい?
ちとせまるくん:
科目の足切りを考慮しないんだったら、乙種は60%で18問正解、甲種は同じく60%で27問正解…。

試験に合格するには、割り切りも重要なんだ。
防災おじさん:
正解。で、逆に言えば、乙種は12問、甲種は18問、落としても合格できるんだ。
ちとせまるくん:
なるほど…!

防災おじさん:
仮に、「絶対わかる問題」が10問、「2択まで絞れた」問題が10問あれば、そこから5問は取れる。
さらに「3択まで絞れた」問題が3問あれば1問、
残りの「適当にマーク」した7問から2問ぐらい正解できれば…
合格ラインの18問は超える計算だ。
💡 パート②:分からない問題があっても、受かる
ちとせまるくん:
本当だ…。なんだか安心してきました。
防災おじさん:
そうそう。試験ってのは、“わからない問題があっても合格できる仕組み”なんだよ。
ちとせまるくん:
でも……なんとなく“ギリギリ合格”って、かっこ悪い気がして…。
防災おじさん:
あはは、それはなかなかの見栄っ張りだな。じゃあ質問。
「君、風邪ひいて病院行った時、そのお医者さんの“医師国家試験の得点”なんて気にするかい?」

ギリギリでも満点でも同じ「合格」どちらも同じ免状がもらえるだろう。
ちとせまるくん:
……たしかに、そんなこと考えたこともないです。
防災おじさん:
見るのは、対応の丁寧さとか、信頼できそうかどうか、だろ?
消防設備士も同じさ。合格した後の行動のほうが、よっぽど重要なんだ。

🎯 パート③:高得点より、「受かる力」を養おう
防災おじさん:
満点じゃなくていい。大切なのは、「自信のある乙種18問(or 甲種27問)」をつくることなんだ。
ちとせまるくん:
確かに…その意識でテキストを見直せば、少し気が楽になります。
防災おじさん:
割り切りができれば、解けない問題で焦ることもなくなる。
本番で初めて見る問題が出ても、「これは捨てよう」と思えるかどうかが合否の分かれ道だ。
📖 ナレーション
「合格は、完璧を目指した人ではなく、
割り切れた人に微笑む」
ちとせまるくんは、ひとつ肩の荷をおろし、次なる難関へ――。
🔜 次回予告
第11話「実技試験(甲種4類・製図試験)との向き合い方」
「製図問題って、何から手をつければいいの?」
そんな疑問に、防災おじさんが経験談を語ります。


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