【消防設備士】最強テキストなのに、なぜ敬遠されるのか?公論出版を3年分買い続けた男の独断と偏見レビュー【甲種1類・甲種4類】

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消防設備士の甲種1類甲種4類を受験しようとしている方で、テキスト選びに悩んでいる方は多いと思います。

そして、その候補のひとつとして必ずどこかで目にするのが、公論出版ではないでしょうか。

口コミでは強い。
使って合格したという声もある。
それなのに、試験会場では全員が使っているわけではない。

この不思議な立ち位置が、私はずっと気になっていました。

私は令和6年に合格しました。
にもかかわらず、令和7年版、令和8年版も買っています。
つまり、公論出版を3年分買い続けている人間です。

身近にこんな人がいたら、ちょっと距離を置いた方がいいかもしれません。
でも、教材レビューとしてなら、少し話を聞いてみる価値はあるかもしれません。

今回は、そんな立場から

  • 公論出版はなぜ強いのか
  • なぜ強いのに敬遠されるのか
  • どんな人に向いているのか

を、独断と偏見で本音レビューしていきます。


公論出版を3年分買い続ける理由

まず、なぜ私が合格後も公論出版を買い続けているのか。

理由はシンプルです。

公論出版を見ると、消防設備士試験そのものが見えてくるからです。

私はよく、半分冗談、半分本気で「消防設備士試験研究家」と言っています。
その立場から見ると、公論出版は研究材料として非常に優秀なんです。

他の教材ももちろん良いところはあります。
ただ、公論出版には独特の強さがあります。

それは、本試験との距離が近いことです。


公論出版は最強クラスのテキスト

結論から言うと、公論出版は最強クラスのテキストです。

厚み自体が極端に違うというより、中に詰まっている情報量が違う
文字の密度、問題の密度、本試験に近い論点の密度が高いんです。

少し乱暴にたとえると、ご飯をお椀にふわっと盛るのではなく、
しゃもじでぎゅうぎゅうに押し込んでいる感じです。

とにかく詰まっている。
やさしさより密度。
これが公論出版の第一印象です。

乙種6類で公論出版を使ったことがある方なら、試験中に

  • 「これ見たことある」
  • 「公論出版でやった形だ」

と感じたことがあるかもしれません。

甲種1類・甲種4類でも、この本試験直結度の高さは大きな魅力です。


実際に「公論出版、大当たりでした」という声がある

新千歳防災チャンネルでは、実際に受験した方から、試験後の情報提供を受けることがあります。

その中で、私が特に印象に残っている言葉があります。

「公論出版、大当たりでした。」

これ、自作自演ではありません。
本当に寄せられた声です。

もちろん、青木マーケティングなど他にも強い教材やサービスはあります。
ただ、公論出版については、実際に使った人の“本試験で効いた”という実感がかなり強いと感じます。


なのに、なぜ皆に敬遠されるのか

ここが今回の本題です。

ここまで強いなら、みんなが使えばいい。
そう思いますよね。

でも、実際にはそうなっていません。

私や知人が試験会場で見た感覚では、直前見直しで公論出版を使っていた人は、体感で4人に1人、あるいは5人に1人くらい
残りの多くは、別の教材を使っていました。

では、なぜなのか。

大きく2つあると思います。


理由① 公論出版の強さが、まだ完全には浸透していない

まず1つ目は、強さがまだ完全には浸透していないことです。

公論出版が有力だという話は、口コミでも見かけると思います。
でも、その強さが「最優先で選ぶべき教材」として広く認識されているかというと、まだそこまでではない気がします。

言い換えるなら、今はまだ使う人が有利な段階です。

たとえば昔、たまごっちのブームがありました。
最初の方で価値に気づいて手に入れた人は、大きな利益を得ることができた。
でも、あとから「今売れてるんだ」と慌てて便乗した人は、在庫を抱えてうまくいかなかった。

公論出版も、少しそれに近い気がしています。

もし今後、受験生の多くが公論出版を使い込み、合格率が大きく上がるようになれば、当然、試験側も変化してくるかもしれません。

だから私は思います。

やるなら今のうち。


理由② 普通に難しい

2つ目の理由は、もっとシンプルです。

普通に難しい。

内容もさることながら、まず見た目からして難しいです。

  • 白黒中心
  • 文字が多い
  • 図解でやさしく導く感じではない
  • 親しみやすさより、無骨さが前に出る

今が令和8年とは思えないくらい、ストイックな見た目です。

本屋でパラッと見て、
「よし、これで楽しく頑張ろう」
とは、なかなか思えません。

だからこそ、

  • 本試験には強い
  • でも、皆が飛びつく教材ではない

という状態になるわけです。


公論出版は「公文式」に近い

ここで、公論出版の中身についてもう少し踏み込みます。

公論出版は、テキスト部分がかなり薄いです。

ちょっと説明したら、すぐ問題に入る。
正直、初見だと

「これ、本当に理解させる気あるのか?」

と思う人もいるはずです。

では、どんな教材なのか。

私の感覚では、かなり公文式に近いです。

つまり、説明で理解させるというより、
問題をどんどん解かせる中で、解ける力を身につけさせるタイプなんです。

丁寧な講義型ではありません。
「習うより慣れよ」に近い。

もちろん、公文は先生のフォローがあります。
でも、公論出版は基本的に一人で向き合うことになります。
だからこそ、ハマる人には強い一方で、合わない人にはかなりきつい。

ここが、公論出版の怖さでもあり、強さでもあります。


問題量だけでなく、本試験直結度も高い

公論出版の強さは、単に問題量が多いことだけではありません。

1問1問の本試験直結度が高い。

これが大きいです。

たとえば、あなたが鯛を釣りたいとしましょう。
つまり、鯛は本試験の問題です。

ある釣り堀には、鯛がかなり多い。
だから鯛を釣れる可能性が高い。

一方、別の釣り堀には鯛もいるけれど、小魚もたくさん混じっている。
すると、小魚ばかり釣って終わる可能性もあります。

公論出版は、いわば鯛がかなり多い問題集です。
本試験で出る問題にかなり近いものが多く掲載されている。

一方、他の教材は、もちろん基礎力や理解の助けにはなるけれど、
必ずしも勉強時間がそのまま本試験得点に直結するとは限りません。


特に強いのは鑑別と製図

公論出版の強さが特に出るのは、鑑別と製図だと思います。

この2つは受験生にとって大きな壁です。

  • 理解が必要
  • イメージがつかみにくい
  • 手を動かす必要がある
  • 見たことがないと厳しい

そういう科目です。

ただ、公論出版はその壁に対して、量で押してくるんです。

極論を言えば、やり込めば、ある程度は暗記ベースでも乗り切れるくらいの分量があります。

もちろん理想は理解です。
でも、実際には

  • 「この図、見たことある」
  • 「この聞かれ方、やったことある」

この感覚が本試験ではものすごく強いんです。


3桁×2桁の計算と同じ

この感覚は、公文式の例で説明すると分かりやすいです。

たとえば、公文で3桁×2桁の計算をひたすらやっていたら、
学校の宿題で数字だけ変わった3桁×2桁の問題が出ても、スラスラ解けるようになりますよね。

完璧に理屈を説明できなくても、
手は動く。
答えにたどり着ける。

公論出版も、それに近い部分があります。

問題を解き続けることで、

  • 見た瞬間に反応できる
  • 手が動く
  • 問題の形に慣れる

そういう状態に持っていく教材なんです。

だから強い。
でも、説明で理解したい人にはしんどい。
ここがポイントです。


令和8年版で起きた変化

ここで、令和8年版の話をします。

まず、不都合な真実から言います。

値上げしました。

令和7年版より、1冊100円アップ。
上下巻で200円アップです。

この200円アップによって、仕事終わりのモンスター1本が消える。
そう思うと、地味に重いです。

しかし、私は読み込んでいて気づきました。

公論出版、赤字を使っている。

これ、本当に衝撃でした。

どのくらい衝撃かというと、
白黒テレビを見ていた人が、初めてカラーテレビを見たくらいの衝撃。
あるいは、流川くんが味方にパスをしたくらいの衝撃。

大げさに聞こえるかもしれません。
でも、3年分見てきた人間からすると、そのくらいの変化なんです。

つまり、令和8年版で公論出版は
少しだけ“わかってもらう努力”を始めた
ように感じました。


公論出版が向いている人

では、どんな人に向いているのか。

私は、次のような人に向いていると思います。

1. 本気で合格したい人

当たり前のようですが、ここは大事です。
「なんとなく」ではなく、本試験で勝ちたい人には向いています。

2. 実践から学ぶタイプの人

あれこれ説明を読むより、手を動かしながら覚えるタイプ。
そういう人にはかなり相性がいいです。

3. しんどくても前向きに進める人

無骨な教材でも、自分で折れずに進める人。
そういう人には武器になります。

4. 公文式の感覚がわかる人

説明より反復、という学び方に抵抗がない人。
これは意外と大きいです。


公論出版が向かない人

逆に、向かない人もはっきりしています。

1. わかりやすさを最優先する人

カラー、図解、読みやすさ、親しみやすさ。
そういう要素を強く求めるなら、あまり向かないと思います。

2. 最初の1冊でやさしく導いてほしい人

公論出版は、理解を丁寧に助ける教材というより、
問題演習の反復で身につけさせる教材です。

3. 挫折しやすい人

合わないと感じたら、無理に公論出版にこだわらない方がいいです。
挫折しないことの方が大事です。


まとめ:強い。でも、敬遠される理由もはっきりある

今回わかったことは、たぶん3つです。

1つ目。
私は公論出版を3年分買い続けている、ちょっと危ない側の人間です。

2つ目。
公論出版は、本試験対応力という意味で最強クラスです。

3つ目。
ただし、かなり無骨で、万人向けではありません。

つまり、公論出版は、
強いけれど、敬遠される理由もはっきりある教材なんです。

でも私は、それでも毎年買っています。

なぜか。

試験を知りたいなら、公論出版を見る価値がある。

そう思っているからです。

私にとって公論出版は、消防設備士試験を映す最も美しい鏡です。
本試験も、他社教材も、見比べていくと、結局この鏡にかなり映ってくる。
そんな感覚があります。

もしあなたが今、甲種1類・甲種4類のテキスト選びで悩んでいるなら、
このレビューが少しでも判断材料になればうれしいです。


動画はこちら

動画で見たい方はこちらからどうぞ。
https://youtu.be/xuDtwiHaw00


公論出版はこちら

公論出版に興味が湧いた方は、こちらから確認してみてください。
万人向けではありませんが、本試験対応力という意味ではかなり強い教材です。

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